ジェネレーションギャップ

職業柄、あらゆる世代の方と対話をします。
世代が近ければ、話題の共通点も多いのですがジェネレーションギャップとも感じることも多々あります。

以下一例。

しみの治療にQスイッチレーザーを用います。レーザーを照射した直後から絆創膏(ドレッシング)を2週間ほど貼って生活してもらいます。このしみの治療の説明のさいに、「2週間後に絆創膏を剥がすと、ちょうど《子どもの頃に海水浴で日焼けして、背中の皮がむけるように》剥けますよ」と話しているのですが、ある世代から下には通じないのです。もちろん個人差はありますが。
この《子どもの頃に海水浴で日焼けして、背中の皮がむける》体験をしていないようです。

日焼けしすぎて、痛くて寝返りを繰り返した思い出。剥いてもらう、剥いてあげる時のわずかな解放感。
これらはすべて過去の遺物となりました。

競うように日焼けしていた時代。それが健康的にとらえられてもいました。今は紫外線の影響も、認知されています。夏の平均気温も今より当然低く、過ごしやすかったものです。今なら日焼けする前に熱中症でダウンです。

この日焼けの例えの表現もほとんど使えない時が来るのでしょうか。

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